「コロナウイルス後遺症に対する点滴療法」は、抗酸化作用・免疫増強向上作用・解毒作用があるグルタチオン製剤と抗酸化作用・免疫増強作用・抗炎症作用があるビタミンC製剤を組み合わせた点滴療法です。
コロナウイルス後遺症またはコロナウイルスワクチン後遺症に対して、全国有志医師の会で有効といわれている治療法です。この他に、疥癬という疾患に使用されるイベルメクチンも効果があると言われています。
一般的に健康保険内で使われるタチオンとビタミンCを、高容量で使うことで、保険の通常量では期待できない効果をあげることができます。特に、「頭が回らない」「考え事がまとまらない」「頭にモヤがかかったような感覚」というブレインフォグ症状や倦怠感、痛み、勝手に身体が動くなどの症状に効果的です。
発症後、ある程度の期間が経過した方でも、改善が見られています。
コロナウイルス感染後遺症、コロナウイルスワクチン後遺症以外にも、重金属による障害、
慢性疲労などにも効果が期待できます。
この効果は、個人差がありますが、点滴直後~翌日の間でなんらかの効果が見られます。ただし、効果の持続期間は早くて3~4日間ですので、最低でも週1回、1ヵ月は続けて様子見ていただくことを推奨しております。これでも、なんらかの効果が見られない場合には、この治療の効果は望みにくいと考えられます。
当治療法のみで改善が見込まれる方もいらっしゃいますが、栄養療法やサプリメント・漢方薬を併用することで、治療効果がより良く期待できます。
当治療法の副作用は非常に少ないと言われています。ただし、遺伝的に特異な体質を持った方で、まれに低血糖や血圧低下、嘔気をおこすという報告がありますが、実際はほとんどこれらの副作用についての発生率は極めて低いとお考え頂いてよいと思います。また、高齢者の方にこの治療法で副作用が生じたという報告もありません。通常、ビタミンCは2g~12.5gを使用しますが、症状によっては25gを要する場合があり、その際は副作用防止のためG6PD検査をさせていただくことがあります。
当治療法は健康保険が適用されず、治療に関わる検査・処方のすべてが自費診療となります。
「高濃度ビタミンC点滴療法」は、点滴療法のなかの補助療法の一つです。
一般的に、健康保険の範囲で使用されるビタミンC量は、1回2gですが、本治療では、最大100gのビタミンCを使用して点滴します。最初は12.5~25gから始めて、徐々に増量していきます。週に2回の約90分の点滴治療が基本であり、病状によって点滴の症状や体調に応じて量や頻度を調整します。
➡抗がん目的にされる場合、基本的には、手術や放射線治療などの抗ガン治療が優先ですが、当院ではガンに罹患した患者様が、
※ガンの種類、進行度、患者様の年齢、体力、免疫力によって対応が異なります。
“希望の光”として、この治療法はガンが消失する効果があることは事実ですが、それを保障するものではなく、むしろガンがあってもガンと共存しながらもその人らしい元気で生きがいのある生活を支援する治療とお考え下さい。
また、ガン専門医の全てがこの治療法を指示・賛同しているわけではなく、否定的な意見があることは事実のため、ご本人様やご家族様の同意が必要となります。
また、サポートとして「点滴治療をしない日」は、点滴治療の効果が継続するよう、ビタミンCとマルチミネラル・ビタミンの服用をお勧めしています。
➡疲労改善目的にされる場合、直接血管内に入るため、早く効果が期待できます。
ビタミンCは、強力な抗酸化作用があるにもかかわらず、人の体内では生成できません。
人は、生まれてから日々様々な酸化ストレスや生活習慣の乱れにより酸化(細胞の劣化)が進みます。ダメージを受けた細胞は正常に活動できなくなるため、体調不良をきたします。
また、人は、ストレス負荷がかかったときに、副腎ホルモンを分泌させて危機回避しようとしますが、この副腎にエネルギーにはビタミンCが必要となります。
この状態が継続したり、ストレスが強くなると、副腎ホルモンを出せなくなり、いわゆる“慢性疲労(副腎疲労)“となり、仕事をしたり家事をしたりという普通の生活も送れなくなってしまう事があります。これを手っ取り早く打破できるのが、
「高濃度ビタミンC点滴」です。
疲労が強い方や疲労の原因によっては、他のビタミン製剤を組み合わせることで疲労特化型の点滴をお勧めすることがあります。一般的に「にんにく注射」といわれている内容のものです。(※当院では、「にんにく注射」は行っておりません。)
当院では、ビタミンC点滴と並行して栄養療法も行っておりますので、根本的な治療を行っていただくことを推奨しております。